いじめ問題を考える「なぜ、言われた子が言い返せないことの方が話題の中心になるのか」問題提起編

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保護者懇談会で1人のお母さんが小さく手を挙げました。

どうやらお子さんがクラスメイトから心無い言葉を投げかけられたらしく寝る前に泣いたと。

「転校すればいいのに」のような言葉だったようです。

今日はそのことについての私の考えを書いてみます。

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昨日はノスケの転入(←ちょうど1ヶ月)初の参観日でした。

いざ、2年生教室へ。
 
 
私は既に、子どもたちがいる時間に教室を訪れたことがあるので、同じクラスの子どもは私を覚えているらしく、

「あ、ノスケくんのお母さんだ」「こんにちは」

などと声をかけてくれました。
 
 
廊下にはお母さんたちが既に何人か並んでいました。

授業が始まると28人教室に、入れ替わりありつつも20人足らずの親御さんたちが授業を見守っていました。

半数くらいのお母さんはスマホやタブレットを構えて。
 
 
「なるほど。写真OKなんだな」と気付いた私。

早速、ノスケがクラスに混ざっているところをパシャリ。
 
 
鍵盤ハーモニカの演奏や、音読や、工作などを大体4人くらいのメンバーごとに発表していました。

ノスケは縄跳び。「持久飛び」ということで、1分30秒間飛び続けるというものでした。

なんとノスケは1分30秒、みごとに飛び続けました~

1分を過ぎたあたりからちょっとしんどそうでしたが、よく頑張ったなと思います。
 
 
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参観が終わり、次は「保護者の懇談会」がスタート。

参観が終わると同時にお母さんたちが減りはじめ・・・

なんと懇談開始に残っていたのは私を含め5人!!(少っ!!

そのうち2人は理事と副理事さんのようでしたので、一般参加(?)したのは3人でした。
 
 
先生が作成した、1年間の活動写真スライドを見て、その後、先生からのお話し、そしてお決まりの

「他に何かありませんか?」

特に意見はありませんよねーみたいな雰囲気の中、1人のお母さんが小さく手を挙げました。
 
 
どうやらお子さんがクラスメイトから心無い言葉を投げかけられたらしく寝る前に泣いたと。

「転校すればいいのに」

のような言葉だったようです。
 
 
そのお母さんは、

「相手の名前は教えてくれなかった。今後もそういうことは起こるだろうし、”なんでそんなことを言うのか”など、本人が言えるようになって欲しいと思う」

ような話をしていました。
 
 
先生は

「そういうことがあったとは気付きませんでした。
自分の居ないところで言ったのだろうと思います。
誰が言ったのかも見当が付きません。
  ~(中略)~
嫌なことは嫌だと相手に言えるようになるといいと思う。
今後、少し気を付けて見てみようと思います。」
 
 
ノスケ、転入1ヶ月目で初参加だった私には、その子がどのような子なのかさっぱり分からずだったので、

「お母さんにその話が出来たことはとても良かったですね」

など当たり障りの無いことしか言えませんでした。(この言葉以外にももっと喋りましたが)
 
 
しかし、ずっとモヤモヤしています。
 
 

「なぜ、言われた子が言い返せないことの方が話題の中心になるのか」

 
  

「なぜ、言い返せるようになることが理想なのか」

 
 
そもそも、言い返せるような子は言い返せる子なわけで、言い返せない子は言い返せないわけで、その子その子にその子なりのいいところがあるわけです。

言い返せない子には言い返せない子なりの良さが絶対にあります。
 
 
そして、それは大人の世界にも確実にある。

PTAのような集まりは、子どもの社会と似ていて、気の合う人同士が集まった集まりでは無い中で、それでも付き合っていかなけれならない。
 
 
中には自分にとって嫌なことを言う人もいます。

その人に対し、大人の集まりでも

「どうしてそういうことを言うんですか?」

と言い返せる人が何パーセントいるのか???
 
 
大人にも出来ないことなのに、それを子どもの理想形にし、さも「そうでない子が弱いから」ように話をしてはならない。
 
 
私はそう思います。

そもそもは、確実に相手を痛めつけるような発言をすること自体が良くない。そっちが悪い。
 
 
例えばノスケ。よく周囲から注意されています。

「うるさい」

などもよく言われます。(うるさいからです)

でもそれって、何人もの人から注意されるわけです。

そしてそれは先生の前でも子どもは遠慮なく注意します。
 
 
いじめは違います。

決して同じセリフを言う子が何人もいるわけじゃない。

そして先生の前では言わない。
 
 
なぜ、先生の前では言わないのか。

それは、言う側がそのセリフは大人の前では言ってはならないと分かっているからです。

確信犯です。
 
 
2年生だからまだ善悪が分かっていない、なんてことはありません。

もちろん、言われた方が夜寝る前にお母さんの前で泣いてしまうほど傷つけるセリフだとまでは思わない場合はあると思います。

でも、それでも、絶対に、先生が目の前に居たら、同じセリフは相手に対して言わないと思います。
 
 
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さて、それを前提に話を戻します。
 
 
「いじめられる子は弱い」と言われる風潮が確かにあると思います。

だからと言って、「いじめられる子が強くなればいい」というのは、ちょっと強引すぎる話の持って行き方です。

言い返せないのが悪いわけでは無く、言う方が悪いのですから。
 
 
では、どうすればいいのか。
 
 
相手が傷つくようなセリフを言う子は、その子はその子で他の何かで傷ついているのだろうと思います。
 
 
例えば、子育てをしている最中、夫が子育てに参加してくれないことにイラついたとします。

すると、そのイライラは、案外、その夫自体には向けられず、子どものちょっとした失敗にイラついたり怒ってしまったり。

他から来たイラつきを子どもに向かって吐き出してしまいがちです。

「なんであんなことであんなにも怒ってしまったんだろう…」

と、子どもが寝た後でその可愛い寝顔を見ながらごめんねと思う。
 
 
あれです、あれ。あれと同じことだと思います。
 
 
いじめる側は他の何かでイラついていたりするものです。

ただ、それを癒してあげることはとても難しい・・・
 
 
それよりも簡単な解決方法。

それが「いじめられる子が強くなること」でもあるのでしょう。
 
 
1000歩譲って、、、

「いじめられる子が強くなる」ことを良しとしたとします。

確かに社会に出ていくときには「言えない」より「言える」方が生きやすいこともあります。

しかし、「なんでも言ってしまう」となると「空気が読めない人」の烙印を押されることも。

なので、結局は「上手に生きる」生き方、に大人は傾いていくのだろうと思います。

では、そこまでたどり着くのに、何年かけていいのか。
 
 
言い返せないで傷つけられる子どもにいきなり

「言い返せるようになれ!!」

というのはあまりに乱暴。
 
 
そもそも、幼稚園児以下の子どもが集まる公園では、子どもの側には常にお母さんが目を光らせていて、オモチャの取り合いなどのちょっとしたトラブルでもすぐ

「どうぞ、でしょ?」

「ありがとう、は?」

など、口も手も出しまくりです。

それがなぜか、小学校に通いはじめ、親と離れる時間が長くなった瞬間に

「子どもの自己責任」

「子ども自身で対処しなければ」

「大人が子ども同士のいざこざに口を挟まない方がいい」

みたいな言われ方になります。
 
 
子どもからしたらいきなりです。

もちろん、子どもにも心身ともに成長はあり、放っておいても徐々にそうなっていくものですが、、、
 
 
私は「子ども同士のいざこざになんでも大人がしゃしゃり出たらいい」と思っているわけではありません。

でも「ちょっと手を貸してあげてもいいんじゃないか」とは思っています。

そして「子どもにその姿を見せる」ことを良しと思っています。
 
 
もしくは、もともと未就学児の頃から、子ども同士のいざこざ

(おもちゃの取り合いやちょっとしたトラブルのようなレベル)

には口を挟まず、経験を積ませておくことです。

子どもが幼ければ幼いほど、心の底から傷つくようなトラブルは少ないものです。

その間に「言い返せる」「うまくかわす」ことを身に着ける。
 
 
幼稚園に通わず、自主保育で子育てをしているお母さんたちはそれを実践もしており、いつも輝いて見えたものです。
 
 
私にはそれは出来ませんでした。

憧れるだけで、我が子のその時代は終わりました。

そしてもう小学生なので、今から出来ることは、

「徐々に手を放していく」

ことだけです。
 
 
 
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また話を戻します。

では、いつくらいには親が出しゃばらないで子どもに任せるのか。

というテーマです。

これはもちろん子どもによって違います。

ここで言っているのは、クラスメイトから嫌なことを言われて家で泣いてしまうような子の場合です。

さてそれは・・・「中学生になる頃までには」かなと思います。

4~5年生くらいに、かわし方が身に着けられているといいな、とかも。

10歳くらいになると子どもはかなり賢く、上手にいじめるからです。
 
 
では、1~4年生までの期間はどうする?ということになります。
 
 
私は、小学生の間は「親がフォローする」でいいと思っています。

ではどうやって???

相手が誰なのかが分かれば対処のしようがありますが、

相手が分からない場合はどうやって???
 
 
 
長くなってしまったので、また次に繋ぎます。
 
 
いじめ問題を考える「なぜ、言われた子が言い返せないことの方が話題の中心になるのか」解決編
 
 

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